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教育が気になり・・・

ここ数日教育問題に気が向いていますが、
8日朝日新聞の書評欄に載っていた、刈谷剛彦『学力と階層』は読まねばと思った。福地誠の『教育格差が日本を沈没させる』でも指摘されていたことが、現実に起こりそうなことが、もとえ起こっていることをここ数ヶ月の体験で深く実感したからに他ならない。

しかし、その書評欄で耳塚さんの書いていたことに深く共感。
忘れないように、メモしておきます。

「・・・厳密な分析が意義深い知見を生むとは限らない。どのような『事実』を発見しようとし、それをどんな『文脈』にのせて議論するか。この社会を生きるものとして持っているはずの切迫した課題意識と規範的判断がなければ、社会学者は使命を果たすことができない。」(朝日新聞20090208)

社会学者の能力や使命をこれほど端的に表した文章はないと思う。
見ようとしない事実はけっして見えることはなく、その事実に気づいていたとしても、見えないふりをしたり、見えないと言い張るものは多い。たとえ事実を見ても、そのことの意義や問題を理解し、過去から将来にわたる「解決」を考えるには、どのような規範意識を持っているかが問題だ。それを使命とすることの重さを、下っ端の端くれでも、自覚しようと思う。

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