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課外講座の本格始動・・・

とある大学で私たちの担当する課外講座が、
本格的に始動し始めた。
昨日は
新司法試験受験を終えたばかりの卒業生が、お話をしに来た。
今日の新聞には、
関西の法科大学院が募集停止するという記事が掲載されていた。

法律職の資格制度をめぐる諸問題。
直接に学生を指導する法科大学院や
そこに学生を送り出す大学、とりわけ法学部の問題。
今すぐにその問題の結果は目に見えないと思うけれど、
実に根深い問題があると、私は思う。

私が担当する課外講座は、今年度、受講生が大幅に増加した。おそらくは学生達の厳しい就職状況への認識と、学内の先輩達からのこの講座への口コミがその要因だろう。
直接的に担当する学生だけでも学部定員の一割を超えている。
しかるに、
学部はおろか、大学の支援が増加したわけではない。学生指導はその内容を考えれば、誰でも良いというわけではないから、むやみに人員を増やせばいいと言うわけではない。クラスの分離・増設要求は、一蹴された。
限られた、しかも劣悪な人件費の中で対応すれば、
担当する個々人の人的な資源を、ボランティア的に充てていくしかない。

つまりは、(真摯にやろうと思えば思うほど)
何ら経済的見返りもない状況で、
学生個々人への対応時間が増えていくだけという状況になる。
(ま、そう言う意味では議員活動も同じ。。。)

権限を持つものが、適切にその権限(と予算!)を使ってくれれば、
より大きな効用が生まれると思うのだが、
誰もが余計な波風は立てたくないらしく、
必要なだけの経済的見返りを受けてみれば、
無理して自分の時間を削るのも、「ばかばかしい」らしい・・・。
つまり、楽して現状維持は、合理的選択だ。

しかしこうなってくると、私自身の状況は、
変えられない自分の性格もあって、
良い状況だったじゃんと言えなくもない。
別の仕事への対応もあって、
学外の仕事を減らしたていたからだ。

実入りは減っても、
そこへ行く通勤時間とか伴う雑用とかは確実に減ったし、
何てったって、講義の準備はしなくて良い。

差し引きゼロって事だと考えましょう。

残る問題は、
私個人が抱える二方面作戦の、
それぞれの効用をいかに効率的にあげるか、
こっち方面では
研究と教育の効用をいかに増すかの問題になるわけだ。

と言うことで、
酒飲んで、DVDなんか見てらんない!って事は明白。

おとったんとしてのやるべきこともあるし、
がんばるしかありません・・・っと。

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