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2010年12月

2010年の反省

まず教育面では、
今年はいくつかの講義で新しい試みを始めた年であった。

法科大学院進学者をメインの対象とした講座は、
読解対象の講座は人数の多さ故に、
なかなか思うような内容にまでその水準を
引き上げる事ができなかったと自分では思っていたのだが、
法学検定などの結果を見ると、思いもよらず良い結果だったと思う。
何だかんだ言って
根性のある学生さんたちの集まった学年だったと言う事だろう。

論述講座の方では、
新聞を使った学習も取り入れ始めたが、
今の所、労多くして功少なしの観があった。
でも、今年度いっぱいは継続して見てあげることにしたので、
これも長い目で見ましょう。

通常講義の方は、
何とかソクラテスメソッドを導入しようとしたが、
うまくいった回もあり、行かない講義もあり。。。
しかし、
振り分けられているはずなのに、
なぜか知らないけれど履修者の多い講義で、
拍手で終わった回があったことは、他山の石とせず、
講義のブラッシュアップを図るのみである。
(アダルトの多い学科では、
  なぜか飲み会申し込みも多く、新年から楽しみです。)

欲を言えば、
やはり自分の専門に近い、法哲学や法人類学、法思想史
あたりの講義をしたいものなのだが・・・・・・・・。
ま、とりあえず今自分のもっている講義を
近づける or 磨くしかないだろう。
実定法の講義でも、内容の組み立て方によっては、
それを深めることも可能なのだと思うしね。

以上、いずれもそうなのだが、
受講生の意識を高めつつ・・・というのが、
難しさではある。
ま、これは
教員の誰もが言い訳・言い逃れに使うフレーズなので、
それをも取り込んだ講義を考えなければならいと言うこと。

研究面では、成果の上がらない年だった。
一昨年の学会発表に引き続き、
昨年の学会論文と上手く行きすぎた成果だったが、
その上にあぐらをかいたまま、
引き続きの学究を極められなかったのは、
所詮どう言い訳しても、言い訳に過ぎない。

論文を書くことが、
安定した生活や学会や学内での地位に結びつくものでないことは、
うすうす判っていただけに、
(と言うか、越えてみて初めて判った実力判定基準・・・)
今一度、自分が学問し、
論文を書くという目的を自覚しなければならないだろう。

それは、
まず先達の透徹した社会理解に基づいた法認識を
まず自らが理解し、納得することであり、
それを新たな言葉で再構成しているだけのことかも知れないが、
現代社会の現実に根ざしたものに組み替え、
後進の役立てるようにしておくこと。
所詮学問は、その営みの連続でしかないようだ。

新たな認識は、新たな当為を生むはず。

そういう意味では、私は、どこまで行っても、
ちょっとイディアルなプラグマティストですね。

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行く年に

年末の拙宅の大掃除も、
ようやく佳境を迎え、何とか年の暮を見ることができそうなので、
自分のこの一年間も顧みて、来る年を迎えようと思う。

エコロジだの、田舎暮らしなど
都会のマンションや団地の一軒家なんかに住んで曰う方々には、
「そもそも、それは体験に根付いた言葉として言ってるか?」
そうでないなら、是非とも本格的山中の家に住んで欲しいと、
東北田園地帯の出身、かつて都会暮らしで、
現在都会の近くの田舎暮らしをしている私は、常々考えるのだが、

実際に暮らすと、これくらいメンドーなものはない。

草取りとか、草刈りが、なぜに必要か?
落ち葉は、なぜにきちんと掃き清めておかねばならないのか?

外回りでこなさなければならない事だけでも、
都会暮らしのエコロお宅には想像もつかないだろう。

で、家周り、通り道+二メートルで、落ち葉と枯れ草をかき集め、
屋内の障子も張り替えて、
何とか、正月を迎えるめどが立ち始めたという、今日でした。

明日からは、今年のあれやこれやを反省しましょう。

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自炊する・・・

年末即学期末のお近づきと言うことで、
課外講座も一段落し始め、大学にいる間も何とか自分のことができる時間ができてきたので、今日は次のテーマにしようと思っている資料を自炊してきた。

「自炊」と言っても、
別にご飯炊きをしたわけではない。。。(って)

今はやりの文字資料のデジタルデータ化のこと。

前から必要に迫られてはやっていたのだが、
子どもたちも大きくなり、
家に本資料の多いことが、家庭内紛争の種になってきたので、
本格的にデジタルデータ化に取り組もうかと考えてのこと。

本さえ一頁ごとにできれば、
自動読み取りのスキャナーはあるので、
もともと、そんなに面倒なことではなかった。
でも、
世に言う「自炊」も面倒なのは、この本データの一頁化なのだ。

しかしこれも、最近の進んだコピー機なら、
すんなりいくことが、判明。
これで、家の本は
全てデジタルデータと化すのみであるのだな。

と、
デジタルデータ化しても、元の本の置き場は必要であった。
なぜなら、専門書は売れないモンね~。。。

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結構すごい実績

だと思う。

何かと言えば、私も一人として担当する大学の
「法職講座」の実績。

法科大学院進学希望者を中心に、
公務員採用や法律関係科目の関係する資格試験などを
視野に入れる学生さんに、
法律書の読み方や勉強の仕方から指導する講座なのだが、

ここ4年で、
5人もの某有名法科大学院への飛び級合格者を出している。

学部創設十数年にして一人の司法試験合格者も出せなかった学部にしては、誉められるべき成果だと思うのだが、正直「学部中退者」となるので、大学の中には快く思わないものもいるらしい。
しかし自分が親だったら、大学教育にかける費用がそれだけ安くなるのだから、感謝ものだと思うのだが。。。

しかも、今年度は私の住む地域の学生さん。
本人の希望するように、頑張って、
社会正義実現に励む実務家になる夢を実現して欲しいものです。

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